今月発刊の『がんに効く最強の統合医療』(星野惠津夫著、日本統合医療学会監修、マキノ出版、定価1500円)で、がんの最新治療法のひとつに「腹腔内投与療法」が取り上げられており、そちらについて米村豊先生が解説しておられます。
腹膜播種に効果的な治療として具体的に、
1、手術を伴わない腹腔内化学療法
2、術中腹腔内温熱化学療法
3、腹腔鏡下腹腔内温熱化学療法
を挙げ、
「どんな治療法か」「適応と限界」「治療の方法」「具体的な治療法」「治療にかかる費用」「治療に伴う合併症」「これまでの治療実績」「有効症例」「受けたいときの連絡先」に分けて、ご説明されています。
この本では、他にも「KM−CART」や「ハイパーサーミア」なども解説。一般向けに分かりやすく書かれている本なので、読みやすいでしょう。